上田微生物のブログ

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冬の石鎚山2013.01.04

明けましておめでとうございます。
今年初記事でございます!

1月2日、3日に新年早々、初の冬山登山に石鎚山に行ってきました。

冬山も、雪の経験も無い中、ソロとなり不安もいっぱい、期待もいっぱいの登山となりました。

今回の目的はピークハントはもちろんなんですが、三社参りのラストに石鎚神社に参拝する事。
夜、月明かり、満点の星空の中にそびえる石鎚山のシルエットを写真で撮る事。
朝日を浴びて燃える用な石鎚山の写真を撮る事。
冬の鎖場に挑戦する事を目的に登りました。


家を出て喉が乾いたので途中の林道の自動販売機に寄って水を買ったのですが、何故かサントリーの自動販売機しか無く、さらに六甲のおいしい水しか無く、『石鎚に来て、なんで六甲のおいしい水やねんっ!!!まずーっ!!!』とか言いながら、荷物の準日をしました。クソまずい六甲のおいしい水は車に放置!笑

避難小屋泊の予定だったのでテントは持って行かなかったのですが、ロープやギヤがあったので、バックの重さは15キロくらいになっていました。
ロープウェイに乗って立てってる時点で、もぅ帰ろうかな!って思うくらいに重たかったです!笑

全然トレーニングなんかもして無くて、こんな荷物を持って初のアイゼンで足腰は持つのかな?とか考えてながら、ロープウェイを降りて歩き始めました。

登山道の始まりの神社でアイゼンをつけたのですが、モンベルカジタックスの12本アイゼンは素人の僕でもすごく脱着が楽でしたっ♪

初のアイゼンの感想は歩きにくい!笑

と思いながら、フラフラしながら歩いてると、ベテランっぽい方に『雪が少ないんで歩きにくいですねぇ~。』と言われて…ぁ~。なるほど。と心で思いながら『…そ、そうですねぇ!もうちょい上がると楽になるでしょーねぇー♪』って返しました。笑

そしてユックリ歩いていると、すごく軽装の2人組に出会いました。
ジーンズにスニーカー、杖を持って、飲み物も持ってるかどうか分からないような感じで、山頂を目指しているそぅで、ズルズル滑りながら上がられていました。
『軽装過ぎますかね?』と聞かれたので、『…いや、シッカリ轍がついてますし、杖を使って気をつけて行けば大丈夫だと思いますょ♪』

あまり経験も無いのでやいやい言わなかったのですが、すごく心配はしてました。
雪はたいしたことないにしろ、滑落した場合、止まりそうにない所もありました50mロープはあるものの、1人ではあげれないだろーな…。
保温をして助けを呼びに行く事くらいかな…。
などともしもの時の事も考えながら、気をつけて!と先に行かせました♪

この時くらいには不思議と荷物の重さに慣れて来たのか重みを感じ無くなりました。

歩くペースは遅く、汗をかかないようにユックリ歩きます。
休憩も取らずに、見た事のある景色にもそれほど関心は無くて、ただ黙々と足元の轍だけを見て歩いていました。ふと目をあげると、夜明かし峠に差し掛かっていて、ぇ?もぅこんな所まで来たの!?
と思ったのと、山頂のガスを見てガッカリ。まぁでも夜には晴れるか♪などと楽観的に考えて、夜明かし峠を超えて、土小屋からの分岐の所にあるプレハブ小屋に着いたのが、1時頃でした。
よし!ここでご飯を食べようと思い、バーナーを取り出し、ガスをセット…
ぁ、あれっ!?

あれ!?!?ガスが少ないじゃんっ!!!!!!予備は持って来て無いし…


…ま、

とりあえず、ラーメンを作る事に。
水筒の飲み水は少なく、クソまずい六甲のおいしい水は車なので、雪を溶かして作る事に。
そのラーメンが家から持って来た韓国の激辛ラーメン!笑
重ねて失敗っ!!!辛い!!!ウザイ!!!ガスが無いっ!!!

食事を終えてガス缶を振ってみると、音がほとんどしない…。

…帰ろうかな。とよぎりましたが、まぁ、なんとかなるだろぅ♪くらいに考えて登り始めました。

少し上がった所で、先ほど下でお会いした軽装の方達と会い、山頂に行けたと言う事で、記念撮影♪
ジーンズの裾は雪でガチガチ。足先も痛いと言っていたのですが、登山にハマりそうとも言っていました。
とにかく下りの方が滑るので、本当に気をつけて降りて下さいね!!!と笑顔で別れた後に…『あの2人はちゃんと勉強して、装備つけたらエベレストもいけるな。笑』と1人つぶやきながら歩き山頂に到着。

全然景色は見えんし、周りはガスで全然見えんし、よーく見たら!なんにも見えんし。
しゃーない。まず一つ目の目的、参拝をすませました。無事に到着できただけありがたい。

避難小屋にはもぅすでに2人のカメラが趣味の方がおられました。コンクリートの避難小屋の中は足を伸ばして寝れてるのは4人が限界って感じの広さで、コンパネを一杯敷き、その上で一晩過ごす事になりました。
明かりが無い為、昼は窓を透かして木漏れ日を入れるのですが、風も粉雪も一緒に入って来て寒い…。

しかし、2人は夕日の石鎚山を写すチャンスを逃さない為、窓を閉めません。

そのネバりも虚しくその日ガスが晴れる事は無かったです。

夜、すっかり仲良しにならさせてもらったらお二方との話も盛り上がり、登山道具から、カメラから、クライミングの話やら、仕事の話まで花を咲かせました。すごく楽しい時間でした。

その夜飲むコーヒーと次の日のお湯を作るとガスが切れて、夜ご飯のラーメンは作れませんでした。
登山をやっている者として、ガスを忘れちゃったのでガスを貸して下さい♪なんて人には言えず、夜ご飯はピーナッツとチョコとコーヒーのみ!笑

そんな中、呑むか?と、焼酎をいただき、熱燗にして飲んだ味は本当に美味しかったです。山崎の12年よりも美味しく感じてしまい、足先まであったかくなるよぅな最高の味でした。

三杯ももらっちゃってすみませんね♪笑

星空なんて出る気配も無かったので、
あったまった体をそのまま、モンベルの♯0に入れて寝る事に。外の温度は−10度前後。寒かった足先も寝袋に入ると温かくなり、自然に眠りに入りました。
気が付くと午前3時、暑くて目が覚めましたっ!!!暑い暑い!!!♯0!!!モンベルのダウンシュラフが評価高いのはこれだけの理由では無いんですが、流石だなぁと思いながらチャックを開けたまま二度寝…と思ったのですが、夕方話した中に、この石鎚山冬季避難小屋はお化けが出るらしく、1人で泊まった方はほとんどの方が足音を聞いていると言う話を思い出してなかなか寝付けませんでした。

山の朝は早く、気が付くと朝6時前。他の方のガサガサと片付けの音で目が覚めて、朝の日の出狙いで上がって来る方が来るかもしれないのでスペースを開ける為に寝具を片付けます。

朝日の石鎚山をカメラに納められるかっ!?窓の隙間から、天気を確認っ!…。ピューピュー真っ白け状態ですょ。
さ…気持ちを切り替えて、朝食♪と言っても昨日の夜沸かして魔法瓶に入れてあったお湯を飲み、チョコとピーナッツを味わって、ゆっくり準備していると、一緒に泊まっていたカメラが趣味の石井さんが、『これからどぅするのか?』と聞いてきてくれました。僕は『鎖場をやりたいと思ってます!』と言うと、石井さんは『東稜をやろいと思っていたが…俺も鎖場に行こう!』と言う事で、一緒に鎖場をやっていただく事になりました☆
しかし、マルチピッチをやる気で来て無いので、ありったけのギアを掻き集め作戦会議。支点を作るアイススクリューや、ハーケンなどははもちろん無く、スリングとカラビナのセットが5本、それを鎖場の鎖に取り付けて、そこにロープをかけて行く事に、自己確保用にクイックドローも持って行く事にしました。ロープの長さは50mで、鎖場の長さは60mなので、2ピッチあれば大丈夫だろぅと考えてました。少し不安に思っていたのは鎖場の鎖が氷に閉ざされてると、ちょっとやっかいだなぁ…。と思いながら外に出ました。
相変わらず外はピューピューの真っ白け状態の中、山頂から三の鎖場に降り始めました。

雪が多かった為、前の日の轍は無くなっていて、完全なパウダー状態。ちょと嫌なトラバースに軽く蹴り込みながら降りて行きました。
三の鎖直下も雪の斜面をトラバース。
そこから確保を開始して登り始めました。
先頭を行き、70度程度の鎖場直下、5mほど見上げると、『なんだ鎖出てるじゃないか♪』と少し、安心しました。
すんなりと5mほど登った所で、鎖は氷、雪に閉ざされてました。

一瞬…

と固まってしまいましたが、登るしか無い!と切り替えて、アイゼンとピッケルに集中しました。

登り始めて気がついたのですが、この時、僕の使っていたピッケルは借り物の木のピッケル。これです。


見てのとうり、先の部分の返しが無いのです。
角度と、体重の掛け方によっては差し込んだピッケルがスポっと抜ける時もありました。
靴もモンベルのアルパインクルーザーの2000なんちゃらで、アイスをやるにしてはソールが柔らか過ぎでございます。
でも昔の人ならワラジで登ったんだろーなぁー。なんて考えるとかなり気が楽になり、一手一手を集中してました。
自分なりに必死に氷に張り付いて登っていた、その時です。
昨日の昼からずっとガスってた山頂が一瞬にして青空に変わり、強い日差しと共に、霧氷をザックリと纏った北壁が顔を出しました。
一瞬に自分がどこでどんな状態でいるのか全体像が頭に浮かび、とんでもなく自分がちっぽけな存在だっ!!!って痛感しながら、何か分からない大きな声を発してましたっ!!!
無事に登り終えて、カメラを取りに戻りパチャリ!








鎖場を登った達成感なんて別に無く、そんな事よりもこんなタイミングで姿を現した天狗に夢中でした。
あそこに行きたい!とも思わず、ただ見ていたい。と思い20分は眺めてました。

その帰り、急いで降りたものだから、唯一の水の入った魔法瓶を落としてしまぃ、喉カラカラで降りて来て、車の中にあった六甲の美味しい水を飲んだ時の、あの、六甲の美味しい水の美味しい事!美味しい事っ!!!w
六甲の美味しい水最高っ!!!!!!

山頂の感動と同じくらいに感動しました。

得る物もあれば失う物もありですね。

ゆっくり、ゆっくり、歩けば着きます。自分なりの頂きに。
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  1. 2013/01/04(金) 13:45:58|
  2. 登山
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